高山自動車：45回モーターショウ

株式会社高山自動車（東京都狛江市）は、地方独立行政法人東京都立産業技術研究センターとの共同研究によるアルミ材を多様化したトポロジー最適化デザイン手法による軽量化構造を実現し、車体重量旧型比50％近くの軽量化を図った。

また、軽量化された新型車の生産体制として、鶴盛工業株式会社とユニット設計ユニット生産方式を取ることにより受注後３カ月で納車できる少量量産体制を整えた。その少量量産車（マイクロフリーダ）で55Km/ｈフルラップ衝突実験を2017年8月30日に行う事ができた。
これは、東京都市大学、警察庁科学警察研究所との科研費（JP16K06163）の助成を受けた共同研究の成果で、予想を上回る生産車に生かせる成果があった。これらの背景から、本日発表発売のマイクロフリーダは生まれた。今後も生産車両には、これらの技術の蓄積を生かし生産して行きたい。

2018年販売計画は、50〜100台のテスト販売を開始する。2018年度のテスト販売が順調に進めば、型式認定を取得し1,000台マーケットへと展開を進める。

マイクロフリーダ2017年10月26日（木）12：30発売を開始！
マイクロフリーダは、全長2100mm×全幅1120mm×全高1980mmの車両は、停車時に全幅2020mmへと拡大する事が可能。価格は4,980,000円（税別）〜10月28日から始まる第45回東京モーターショーでは、標準仕様並びに、使い方例として、防災訓練や災害時、又は商業施設での運用仕様例を展示する。また、衝突実験後の車両も展示する。

　自治体へのご提供案としては、2018年度東京都のトライアル発注認定制度に応募し、認定されれば、全国の小・中学校にて、防災訓練や被災時の炊き出しの配給等に使って頂き、2020オリンピック・パラリンピックでは、この車両をオリンピック・パラリンピック実行委員会等にご利用頂き、“世界の食が集う100台屋台村運用構想“のご提案をして行きたい。また、子供食堂としての運用も並行してご提案をして行く。

The 45th TOKYO MOTOR SHOW2017 出展中
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